2015-09-19

屋根さま。布団さま。電気さま。【６日目:草津、中之条】

６日目の記録

走行距離 57.73km
平均速度 16.0km/h
走行時間 3:35
使ったお金 3040円
(ご飯+コインランドリー+軽食など)
総走行距離 351.57km

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みなさんこんばんは、こんにちは。
今日は６日目の記録です。
この日は草津から、群馬県の中之条というところまで雨の中60kmほど走りました。

まず、昨日の記事を読んで頂けるとわかると思うんですが、昨日草津で1600円の湯巡り手形を購入しました。
こいつで、草津温泉郷の特定の三つの温泉にはいることができます。

今日はそのうちの２つに入ってきました。
西の河原露天風呂、大滝の湯、の２つです。
個人的に一番のお気に入りは西の河原温泉。

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ここは、すごくいいですよ。
なにせ、浴槽がそれはそれはもう広い！
かなり開放的です！
広い浴槽の中にも、底が高くなってたりする部分もあったりするので、温度調節もできて快適。
僕はここに一時間程居座ってしまいました。

ただ、洗い場のない温泉なので、頭とか体洗うのは他のお風呂で済ませてくるといいと思います。
それと、女湯はどうだか分かりませんが、男湯は若干外から見える仕様になっとりますのでご注意下さい(笑)

それから草津で昼食にと思い食べたのが、群馬の郷土料理、お切り込み。

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言うなればきしめんみたいな感じです。きしめんより乱切り感が強いかな？
きしめんとほうとうの間？的な。
味噌味か醤油味が一般的なようす。味噌を頂きました。美味しかったです。

さて、そんなわけで草津をあとにしました。
ここからずっと小雨が続きます。

道の駅、六合(これで、「くに」と読む)をスルーし、暮坂峠とうい名の峠を越えて中之条へ。
途中甘納豆を購入し、食べながら走りました。
漕ぎ疲れた時には甘いものがしみますね。

で、夕方になった頃には土砂降り。チャリに泥よけも着けてないし、リアキャリアに積んだ野宿三点セット(テント寝袋マット)に防水対策もせず雨具は上しか持っていない僕には大打撃です。
(なんでこんなにも雨対策薄かったんだろう)
しかも、出発してからこれまで雨に降られなかった日が１日たりともなかったこともあり、精神的ダメージも相当溜まっておりました。

しかも、近くに道の駅が無い！
今までずっと道の駅(と、トイレ)で野宿してきましたがここで初の公園野宿を強いられます。

この、公園に行くまでの道が怖かった。
日も暮れて真っ暗な森の中を雨の中走らされるもんですから。

そして到着したのが岩井親水公園。
屋根、無し。(朝起きてから実はあるのに気が付いたけど夜は真っ暗で気が付かなかった)

しかたなく雨の中テントを張りました。
なんだか、悲しくなってきました。
毎日、雨。雨。雨。
冷たい床で独り野宿。野宿。野宿…

…なにしてんの、俺？

テントの中、真っ暗闇で気休めに甘納豆食ってました(笑)

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こんな感じでね(笑)

こんな旅してると、ほんとに身の回りのありとあらゆるものに感謝できるようになります。

雨を凌いでくれる屋根。
普段の生活で意識することは殆ど無いけど、雨を気にしないでいいのがこんなにありがたいことだったなんて。

布団。
あんなに快適に寝られるありがたさはこうやって野宿ばかりしてると痛感します。
次布団で寝たら快適過ぎて二度と起きられないんじゃないかと心配です。

電気。
電気があるだけでどんだけ便利で安心な生活ができているか…普段当たり前すぎて考えたこともない。

そんな感じで、不便なときほど身の回りのもの、人、全てに感謝できる旅であります。

2015-09-16

ブログタイトルが変わりました

みなさんお久しぶりです

今回、このブログのタイトルを変更したのでこの記事でお知らせします。

今までこのブログのタイトルは「自転車日本一周　×　ヒューマンビートボックス」というものでしたが、変更して「日本もまだ捨てたもんじゃない　~チャリで日本一周~」になりました。

というのも、ヒューマンビートボックスで路上ライブしてお金を稼ぎながら旅をするということでああいうタイトルにしていたわけなんですが…
いかんせん、田舎にいくと路上ライブなんてできる場所がない‼(笑)
それに、本来なら路上ライブするなんてあり得ないほど下手な自分の実力に自信が持てず一歩踏み出せない(笑)

こうやって、「できない理由」なんて探せばいくらでも出てくるのは承知なんですが、少なくとも「ブログのタイトルにするほどのメインイベントにはなり得ない」と思ったのがタイトルを変えるに至った理由です。

現在合計で重さが3㎏のアンプとマイクを持ち運んでいます。
これを知り合いの家に預かってもらったり実家に郵送してしまうこともできます。
でも、それはしないことにしました。
というのも、ブログのタイトルこそ変えたものの、「旅先で路上ライブをやる」というチャレンジは諦めたくないからです。

一度東京のとある駅で初めて路上ライブしたときは手応えゼロでした。
(その時の記事がこちら
http://hoshitox.hatenablog.com/entry/2015/08/21/233631
)
当然です。はじめからうまくいくはずなんてない。
東京では「路上ライブを実行する」というスタート地点に立つことには少なくとも「成功」しましたし、得るものもたくさんありました。
なのにこれをただの「失敗」と捉えてやめてしまっては自分のなかで納得がいかないし、そこで得たものを全部忘れてしまうのももったいない。

なので必ず、旅先での路上ライブは実行しますし、次の目標である「お金をもらうこと」を成功させてみます。

で、なぜ今のタイトルに変えたかというと…

こうやって自転車でゆっくり日本をまわっていると、今まで知らなかった日本の絶景に出会ったり、地方の人から思わぬ歓迎を受けたりと、今まで知らなかった日本の良さというのを再発見させられます。
普通に旅行していたんじゃ気がつけない、そんな日本の良さを伝えていけるブログ、そっちの方が今の自分にとってピンと来たのでタイトルを変更しました。

僕自信自分の国である日本のことについて知らないことばかりです。
ですが、少なくともこのブログが読者の方々にとって、「こんな素敵な場所もあるんだ！」と、知らなかった日本を知るきっかけになれればと思います。

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2015-09-11

温泉を通常の100倍満喫する方法【５日目:軽井沢、草津】

みなさんこんにちは。
今日もブログを見ていただきありがとうございます。
今日はですね、なんと、

「温泉を普段の100倍気持ちよく入る方法」
をお教えしちゃいますよ！！！

その方法とは…

4日間風呂に入らないことd=(^o^)=b

…はい。
というわけで5日目の日記です。
軽井沢から草津まで一山も二山もこえて向かいます。

今日は朝は小雨。
今のところ、出発してから雨が降らなかった日がまだありません。心折れそうです。天気予報も外れまくるのです。
でも今朝は小雨だったので出発することに決めました。
今日の目的地は、軽井沢から北上して行ったところにある、群馬県の草津温泉です。
もうかれこれ4日風呂に入っておりません。おかけでワックスをつけなくてもある程度髪型を整えられるようになりました。
……汚ねぇ…( ; ´_ゝ`)
レストランや観光地を巡るのにもついつい自分の臭いを気にしてしまいます。
臭ってないかな…？

まず今日はここを訪れました。

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千住博美術館。
僕は普段美術館に入ったりということはほぼしないのですが、たまにはいいかと思いフラッと立ち寄ってみました。

千住博さんというかたの作品が、軽井沢の緑のなかに佇む変わった外観の建造物の中に展示されている美術館です。
このかたは滝の絵で有名らしく、展示されている作品は滝の絵が大半を占めます。

美術には疎いので稚拙な感想になってしまいますが、館内の静寂な雰囲気が軽井沢の空気にマッチしていてとても癒されます。
作品は、見れば見るほど思わず見いってしまうようなものばかりで、美術館に入る前に思っていたよりも遥かに楽しめました。
軽井沢で静かな一時を過ごしたい人にはおすすめです。

この美術館を出た頃、出発してからはじめて太陽と青空を見ることができました！嬉しすぎた！空が晴れるだけでこんなにも嬉しいなんて！

そんな天気の中、北軽井沢にある白糸の滝を目指します。
この「白糸の滝」と言う名の滝、全国至るところにありますよね。全部でいったい何個あるんでしょうか。

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この滝へ行くには、徒歩または自転車の場合は上の写真のような自然歩道(熊出没注意)を40分ほど歩くか、バスに乗って滝の近くまで行かなければいけません。
車なら有料道路を通ってすぐ近くまで行けます。
僕は歩きました。
白樺の木が生い茂っていて気持ちが良かったです。

ちなみに熊出没注意の看板があったので熊避けの鈴があれば安心です。とはいいつつも人通りも少しあるし、そんなに危険な感じではありませんでした。

最後にとんでもなく急な階段があるのですが、それを下ると…

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こらが軽井沢の白糸の滝。思ってたより小さかったですが、一直線に小さな滝が並んでいて白糸の滝という名にふさわしい。
もう少し下へ３分ほど歩くと売店などがあって、魚の塩焼きとか食べられます。

帰りはここでバスに乗ってチャリをおいてきたレストランに帰っても良かったのですが、来た道をそのまま戻ることに。
ここからは、ほとんど下り坂で楽勝。

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途中レストハウスで軽井沢ビールを購入。
疲れきった後にビール！しかも軽井沢の自然の中で！
これは最高でした。
このビールの味？最高です。
(めちゃめちゃ喉乾いてたから、実際何飲んでも多分最高だった)

この後さらに下っていくと浅間牧場という牧場があったので立ち寄ることに。
そこの小高い丘から見える景色が最高だった！

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写真じゃ伝わらないかもしれませんが、高原の辺り一面木が生い茂っていて、日本とは思えない風景。
全く予期していなかった絶景に心打たれました。
こうやって、不意に見る絶景ほど良いものはない。

その後も下りが続き軽井沢に到達するまでに登った標高はほとんど消費し、今度は草津まで10㎞の登り。これがきつかった。
日は暮れるし霧はすごいし。疲れもたまっていてヒーヒー言いながら登りました。

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そしてついに着いてやった。草津。
個人的には人生で2回目の草津です。
温泉街の中央に湯畑と呼ばれるお湯を冷ます場所かあるのですが、夜はそこのライトアップがとても綺麗。昼より夜がおすすめ。
硫黄の臭いもいいですね。
周辺の旅館へはこの湯畑から全てお湯が送られています。
さすがは日本一の温泉地。雰囲気が他の温泉地を圧倒してます。
今日は、草津温泉郷の特定の三つの温泉に入れる湯巡り手形を購入し、三つのうち一つに入りました。

最高！

4日ぶりに入る風呂が草津なんて、なんて贅沢なんだろう！

って、そもそも4日風呂に入れない時点で贅沢じゃないよね。

便利なことに草津のすぐ近くに道の駅が
あったので今日はそこに宿泊。
なかなか濃い１日でした。

走行距離 59.75km
平均速度 13.7km/h
走行時間 4:21
使ったお金 6441円
(ご飯+温泉+美術館入館料など)
総走行距離 293.84km

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2015-09-10

軽井沢のアウトレットが凄い【４日目:軽井沢】

こんにちは、ホシトです。
日本一周、4日目の記録です。

今日は一日中雨でしたので、一日中軽井沢に滞在しました。
なかなか来る所じゃないし、たまにはゆっくり居座るのもいいかなと！

今日も軽井沢はくっっそ寒いです！( ´;ﾟ;∀;ﾟ;)
避暑地すぎだろ！
半袖に短パンしか持っておらず秋になってからアウターとか買えばいいやと思っていたのですが急遽予定を変更。
せっかくなので軽井沢のアウトレットで服買っちゃうことにしました。

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このアウトレット、JR軽井沢駅の南口を出てすぐのところにあるのですが…
とにかくでかい！でかすぎ！

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買い物好きな人は１日じゃ満足できないと思います。２日は必要。
ここに来れば必ず欲しい服が見つかると思います。
雰囲気もよく、フードコートやカフェもあるので買い物に疲れたら立ち寄ってみるのもいいかも。
アクセスもJR軽井沢駅の南口を出てすぐなので行きやすいです。駅の北口に自転車置き場もあります。

そんなわけで僕も欲しい服が沢山あって買いたかったのですが、ここは旅のことを考え、完全防水の黒のマウンテンパーカーを買うことに。
想定外に15000円使っちゃいました。( *´艸)
こんな感じで、ここに来たら誰でも散財してしまうこと間違いなし。

雨降ってたので早速それを着て、軽井沢駅を少し北へ行ったところにある旧軽井沢へ。
ここで、三笠カレーパン、軽井沢タルトを買って食べましたが写真とるの忘れました( ノД`)…
どっちも美味しい！
カレーパンはとくにパンがカリカリで美味かったです。
そして次に訪れたのがここ。

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うーん、ここは微妙だったな。軽井沢発祥の地らしいんですがここだけ人がまばらで寂しい感じでした。
まあ、有名なところなので軽井沢に来たら一目見ておくのがいいと思います。

それとここ。

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旧三笠ホテル。
日本で唯一の、木造の西洋式ホテルなんだとか。中には入るにはお金が要ります。僕は外から眺めただけでした。
ここに行くまでの白樺林もいい感じですね。晴れてたらとても気持ちが良さそうです。

あと、昼飯これ食べました。

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JR横川駅などで有名な駅弁、「峠の釜飯」。
これが激ウマい！
1000円しますがその価値はあります。具がそれぞれ美味しく、中でもオレンジ色の果物の干したやつが美味しかった。
何の果物か分からなかったし、釜飯に果物かよ？って見たとき思ったけど、絶妙な相性。
峠の釜飯。おすすめです。

と、今日はそんな１日でした。

え？宿？
もちろん、高級リゾートに泊まりましたよ！(⌒‐⌒)！

…トイレと言う名のね。

走行距離 ---
平均速度 ---
走行時間 ---
使ったお金 18820円
(ご飯+服+その他もろもろ)
総走行距離 234.09km

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2015-09-10

真夏に凍え死ぬかと思った【３日目:富岡、軽井沢】

３日目の記録です。
2日目で群馬の富岡製糸場付近まで来たので今日は富岡製糸場の観光をしてから軽井沢に行きました。

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こちらがかの有名な群馬県の富岡製糸場。最近世界遺産登録されましたね。
明治時代、日本の主な輸出品だった生糸を大量生産して国の発展に大きく貢献した施設です。
こちら入館料がとても安くて、大学生だと250円ぐらいでした。良心的！
しかも、+200円でボランティアガイドさんのガイドがつきます。
僕は利用しました。とっても分かりやすく勉強になりました。おすすめです。

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こちは富岡製糸場内部の一部の写真。

製糸場付近で群馬県の名物、焼きまんじゅうを頂きました。
うーん、何とも素朴な味わい…
なんとなく懐かしい感じがする味です。

富岡製糸場を後にして、軽井沢へ向かいます。

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はい、雨。( ^ v ^ )
相当に霧っとります。
しかも車通りが多い！　トラックも多く、一回本気でひかれそうになりました。
国道18号線だったかな？20㎞ぐらい常に登りで相当辛かったです。
ほんとにほんとに辛かったです。
泣きそうでした。
さらにこの時僕は雨具を全く持っておりませんでした。全身びっちゃびちゃです。
半べそかきながらも二時間ほど突き進んでいくと…

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登坂車線終わりーーーー！ヽ( ﾟ∀ﾟ)ﾉ
これであとは下るだけ！助かった！
死ぬかと思った！
生きてて良かった！

…と思ったんですが

下りがクソ寒い‼
しかも、路面がびしょ濡れでかなり滑りやすい状態に。

けど僕の性格上、下りではスピードを出したいので40km/hぐらい出してたらまじで死の危険を感じました( *´艸)
というわけで下りだったけど速度を20km/hに保って行きました。
それでも十分こわい。

そして、とんでもない苦労の末、無事軽井沢に到着したはいいものの、これがすこぶる寒い‼
雨具もないので着替えても無駄と思い、テントを張れそうな公園へ向かうと、今度は強風！
屋根もないし、地面もびっちゃびちゃでとてもテントを張れる状況じゃない。
幸いにも、軽井沢駅内に23:00まで開いてる休憩所を見つけたのでひとまずそこへ避難することに。
暖房が効いていたものの震えが止まらない。
そこで、持ってる服を全部重ね着する。
暖かいコーヒーを３本買う。
…それでも震えが止まらない！咳やくしゃみも出始めていた。
休憩所のテレビで天気予報をしていたので見ていたら、その日の気温は13℃で、10月下旬並みの気温だったらしい。そりゃ寒いわけだわ‼(＃ﾟДﾟ)
冗談抜きで軽井沢は冬でした。体感的に１２月の東京ぐらいの気温でした。まじで。
まさか、こんな真夏に、寒さでこんなに苦しむことになるなんて、思っても見ませんでした。

で、23:00になり休憩所が閉まってしまいました。
携帯の電池も切れ、行くあてもなし…

最終手段使いましたよ。
駅員に話しかける。
「すいません。今夜寝る場所無いんですけど、トイレだけでもお借りできないでしょうか…お願いします。」

というわけで、高級リゾート地軽井沢で、トイレと言う名の高級リゾートに宿泊するのでした。

…
もう帰りたい。

走行距離 72.17km
平均速度 12.5km/h
走行時間 5:46
使ったお金 3230円
総走行距離 234.09km

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2015-09-09

銀マット無しでも野宿はできるのか？【２日目:長瀞】

こんにちは。
出発して2日目の記録です。

今日のスタート地点は道の駅おがわまち。
今日は長瀞経由で富岡まで行きます。

昨日の日記にも書きましたがマット無しで床が固くてほとんど眠れませんでした。今日中に絶対マット買おう、と決意しました。
(前の記事で、「マットはいらねぇ‼寝袋だけで十分だ‼(＃ﾟДﾟ)」みたいなことを言ってたのを見た人は、忘れてください)

天気は雨がポツポツ。そこまで気になるレベルでは無かったので出発。
途中山道を走っていると、「秩父高原牧場」なる看板を目にする。
看板に地図が書いてあったのですが、ものすごく簡単に行けそうな感じだったので、「ちょっくら寄ってみるか！」的なノリでいくことに。
…が、完全にマップに騙されました。

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マップの写真を撮ってなかったので絵で表現すると、左のが看板にかかれていたマップ、で、実際は右の感じでした。
あ、全部登りです。
しかも最大傾斜が20%とか。半端なく角度ついてました。
ふざけんな。

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途中から道に栗が。秋がもうそこまで来ている。

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きついきつい言いながらも…
何度も引き返そうか迷いながらも…

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ついたーーーー！
この、山を登りきった瞬間がたまんない！
(もしかしたら僕はチャリより登山をすべきかも)

あいにく牧場の施設はこの日は定休日でしたが…

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登山好きのお婆ちゃんに、梨と大福、メロンパンまでご馳走になってしまいました。

お婆ちゃんとは登山の話やら、家族の話をしました。
ご主人は亡くなられていて今は独り暮らし。孫までいるんだけど、登山に行く度に子供や孫に心配されるんだとか。
で、そんなお婆ちゃんから言われた一言。
「家族には毎日連絡しなさいよ。心配してるから。」
とても説得力のある言葉でした。　
なんか、ここまで予想外に家族の存在を考える旅になっている気がします。
というわけで、まめに連絡を取ることを決めました。

お婆ちゃんともさよならして、今度は長い下り道。
下り最高！これだから峠越えはきつくてもやめられない。
途中登ってくるサイクリストに道をきき、互いに応援して別れたあと、長瀞に到着。

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